貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ う。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は32.21ドル安 の2573.14ドル、銀が57セント安の3030セント、プラチナが14.84ド ル安の936.94ドル、パラジウムは19.03ドル安の933.82ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.40/42で、前営業日の大 引け時点から0.32円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万2935円前後、銀は153.0円前後、プラチナ は4675円前後、パラジウムは4800円前後。 【NY金はドル高で戻りを売られる】 金はきのうの海外市場では、ドル高を受けて戻りを売られた。 金はドル高が圧迫要因になった。10月の米消費者物価指数(CPI)は、前年比 2.6%上昇した。家賃などの住居費の上昇を背景に、伸びは前月の2.4%から加速 した。事前予想と一致したことで12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下 げ観測が高まり、ドル安に振れたが、トランプトレードが継続したことでドル高に転じ た。トランプ次期米大統領は、ホワイトハウスでバイデン大統領と政権移行を巡り会談 した。米国や世界が直面している重要な国家安全保障と国内政策の問題が議題となっ た。エジソンリサーチの予測によると、下院でも共和党が過半数の218議席に達する 見通しとなった。 イスラエルのカッツ新国防相は、親イラン武装組織ヒズボラが非武装化し、イスラエ ルとの国境から約30キロ離れたリタニ川の北へ撤退すること、または北部住民が安全 に帰還することが保証されなければレバノン停戦には同意しないとの考えを表明した。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。 【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。予想通りの米消費者物価指数(CP I)を受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まった が、トランプトレードを受けてドル高に振れた。上海プラチナの出来高が増加し、中国 勢の安値拾いの買いが入っているが、ファンド筋の手じまい売りが圧迫要因になった。 <今日の予定> ・英国内総生産 速報値 2024年7-9月期(国立統計局) ・英鉱工業生産指数 2024年9月(国立統計局) ・ユーロ圏域内総生産 2024年7-9月期改定(EUROSTAT) ・米新規失業保険申請件数(労働省) ・米生産者物価指数 2024年10月(労働省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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