金相場の値下がり傾向が続いている。ドルインデックスは今年最高値を更新してお り、金相場は急落しているといっても押し目買いを入れる動きは鈍い。ドルとの逆相関 だけに注目すれば、年初来安値更新さえ支持される通貨環境になっている。金上場投資 信託(ETF)からの資金流出も続いている。上海現物市場では宝飾業者とみられる引 き出しも増えているが、現物需要主導で金相場を下げ止まらせることはできていない。 トランプ新政権が高インフレや債務膨張を招くリスクが、引き続き警戒されている。パ ウエル米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを急ぐ必要性を否定しており、ドルに 対する資金怪異の動きが金相場を圧迫し続けている。少なくとも金ETF市場からの資 金流出が止まるまでは、下値不安が残される。チャートは100日移動平均線2562 ドルとの攻防になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。