石油市況=小幅続伸、海外原油の小幅高やアジア時間の円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/05   80,000     ±0  2025/05   80,000     ±0  2025/04   68,210   +230
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近  1月限 69.31 ドル +0.07
ブレント原油   夜間取引 期近  1月限 73.30 ドル -0.01
ドル・円相場 15:15 現在   155.37 円  前営業日比  0.93 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油が小幅続伸。前夜の海外市場では1ドル=153円台まで円高に
振れていたドル円相場がその後大きく戻して、アジアの時間帯の午後には155円台前
半まで円安に振れるなか、前日の海外原油が小幅続伸したことで、プラス引けする限月
が多くなった。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合い
で推移している。この日のドバイ原油の現物も小幅なもみ合いで推移している。
 原油は おむね3ケタ台前半高で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円高、原油が20円安〜670円高。中京ガソリンは変わらず〜2000円高、
灯油も変わらず〜2500円高。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1934枚。中京
ガソリンが4枚、中京灯油が11枚。

【原油4月限は乱高下のあと6万8000円台回復】
 東京原油は小幅続伸。国内夜間取引の序盤は下落したが、早々にこの日の安値を付け
て、その後は大きく戻す展開となった。中盤にその上げ幅の大半を失う急落となったあ
とに再び切り返す乱高下。結局日中取引の引け際にこの日の高値を付けた。
 原油の6番限である4月限は、国内夜間取引の序盤に付けた6万6990円の安値か
ら急伸。6万8000円台に乗せたものの、中盤には6万7160円まで急落して上げ
幅のかなりの部分を失った。しかしV字型の切り返しで広範に6万8000円台を回復
した。日中取引の大半も6万8000円台で推移して、引け際にこの日の高値となる6
万8360円を付けた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅高】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は小幅高。1月限は午後3時45分現在、前
日比0.07ドル高の69.31ドル辺りで推移。
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