石油市況＝総じて反落、海外原油安や円高で

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/05   80,000     ±0  2025/05   80,000     ±0  2025/04   67,760   -450
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15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近  1月限　69.03 ドル +0.28
ブレント原油 　 夜間取引　期近  1月限　73.15 ドル +0.34
ドル・円相場　15:15 現在   154.67 円  前営業日比  0.70 円の円高
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【市況】
　東京石油市場は原油が総じて反落。前日の海外原油先物が反落したうえ、前夜の海外
市場では１ドル＝１５５円台後半まで円安に振れていたドル円相場もその後大きく崩れ
て、アジアの時間帯には１５４円台後半まで円高に振れていることに圧迫された。この
日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合いのなか堅調に推移し
ている。この日のドバイ原油の現物は朝安後もみ合いとなっている。
　原油は １１月当限がわずか３枚の買い戻しで上昇して、他限月に対する上ザヤを拡
大したことを除くと、おむね３ケタ台前半安で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動
きなし。

　前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
２００円高、原油が４７０円安〜７２０円高。中京ガソリンは変わらず〜１０００円
高、灯油も変わらず〜４００円高。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が１７８６枚。中京
ガソリンが２枚、中京灯油が９枚。

【原油４月限は高値更新後に崩れて再び６万８０００円台割れ】
　東京原油は総じて反落。国内夜間取引の序盤は戻り高値を更新する展開となったが、
前半にこの日の高値を付けて、中盤の戻りでその高値を抜け切れなかったことで大きく
崩れた。そのあと後半から日中取引の午後前半にかけて下げ渋りとなったが、後半にこ
の日の安値を付けた。
　原油の６番限である４月限は、国内夜間取引の前半に付けた６万９０４０円の高値か
ら大きく崩れて、日中取引の午後後半にこの日の安値となる６万７５８０円を付けた。
そのあと引けは６万７７６０円まで戻した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は堅調。１月限は午後３時４５分現在、前日
比０．２８ドル高の６９．０３ドル辺りで推移。
MINKABU PRESS

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