石油市況=小幅まちまち、前週末の国内夜間取引で戻り高値更新も上げ幅失う

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/05   80,000     ±0  2025/05   80,000     ±0  2025/04   68,690    -70
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 1月限 70.70 ドル -0.54
ブレント原油   夜間取引 期近 1月限 74.68 ドル -0.49
ドル・円相場 15:15 現在   154.32 円  前営業日比  0.59 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が小幅まちまち。22日の海外原油先物が続伸したことで、前週
末の国内夜間取引では戻り高値を更新したものの、週明けのアジアの時間帯の海外原油
の夜間取引が下落したことで上げ幅を失った。為替も午前には一時1ドル=153円台
後半まで円高に振れて圧迫要因となった。なお週明けのドバイ原油の現物は堅調に始ま
ったがその後に軟化した。
 原油は小幅まちまちだが、期近の主要限月は小幅高に引ける限月が多くなった。ガソ
リン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で変わ
らず〜100円高、原油が190円安〜560円高。中京ガソリンは3690円安〜変
わらず、灯油は出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2342枚。中京
ガソリンが71枚、中京灯油が0枚。

【原油4月限は6万9440円の戻り高値から反落】
 東京原油は続伸。前週末の国内夜間取引の前半は下落する展開となったが、そこでこ
の日の安値を付けた後はV字型の切り返しとなった。中盤に序盤の高値を上抜けて戻り
高値を更新した。しかし週明けの日中取引では反落して、国内夜間取引の上げ幅を失う
展開となった。
 原油の6番限である4月限は、国内夜間取引前半に付けたこの日の安値6万8910
円から後半には6万9440円まで上伸したが、週明けの日中取引では6万9000円
台を維持できず、6万8000円台後半まで下落した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。1月限は午後3時45分現在、前日
比0.54ドル安の70.70ドル辺りで推移。
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