ゴム午前=総じて上昇、ただ上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて上昇。寄り付きでは、上海夜間高を手掛かりに、堅調に推
移した。買い一巡後も小じっかりと推移していたが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴ
ムが軟化したことを受けて、売りが優やや勢となり、一部限月はマイナスサイドに沈ん
でいる。TSR20は、出来ず。

 午前11時27分現在のRSS3号は前営業日比4.0円安〜9.0円高。活発限月
の4月限は同9.0円高の365.6円、新甫25年11月限は出来ず、推定総出来高
は571枚(前日夜間取引含む)。

【4月限は最初の関門365円突破】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて上昇となっている。活発限月の4月限
は、366.9円まで上昇しているが、ほぼ高止まりしている。4月限は、22日の取
引で370.4円まで上昇したが、すぐに戻り売りを浴び、355円台まで押し戻され
た。
 その後の値動きをみると、360円台を回復するものの、同水準での値固めには失敗
している。360円超では戻り売り意欲が強かったが、最初の関門の365円を突破し
ており、上値余地が広がる可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、同0.4
〜2.2セント高で推移している。

 上海ゴムは総じて小じっかり。午前10時50分現在、指標限月の2025年1月限
は、前営業日比20元高の1万7410元で推移している。

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