トウモロコシは、良好な輸出環境で安値修正が進んでいたが、改めて上値が重くなっ ている。米国で収穫期が終わり、潤沢な供給量が確保されている。また、南米の供給環 境も安定しており、天候リスクを織り込む必要性は乏しい。小麦相場の値動きが不安定 化していることに注意が必要だが、ロシア産の供給障害発生がなければ、小麦主導の上 昇リスクも限定されよう。マクロ需給要因の売り圧力が続く見通しであり、まずは 410セント割れが打診されよう。 大豆は、戻り売り優勢の地合が続く見通し。米国では収穫作業が終わり、潤沢な供給 の確保が確定した。また、南米では作付け期が進んでいるが、総じて安定した気象環境 が維持されている。10月に続いて11月も例年を上回る高水量が確保されている。作 付け環境は良好であり、南米の天候相場は売り優勢の地合になる。短期的な下げ過ぎ感 もあるが、このまま950〜1000セント水準にレンジが切り下がる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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