ゴム午前=総じて堅調、前日の強地合いを継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。寄り付きでは、上海夜間安や1ドル=152円台後
半の円高を嫌気して軟化した。だが、中盤に入ると、前日の強地合いが顔をのぞかせ、
買いが先行している。TSR20は、出来ず。

 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比変わらず〜3.4円高。活発限月の
4月限は同変わらずの366.9円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は
377枚(前日夜間取引含む)。

【4月限は370円を目指すか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて上昇となっている。活発限月の期中4月
限は、367.0円まで上昇し、節目の370円を試す展開となってきた。期中4月限
は、22日の取引で370.4円まで上昇したが、同水準では戻り売りを浴びている。
 その後の値動きをみると、355〜370円前後でのレンジ相場を形成されている。
目先、同レンジを放れた方に動き出しそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は5月限のみ約定し、1.4セント高。TSR20は
買いが優勢となり、同0.7〜0.5セント安で推移している。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比70元安の1万7615元で推移している。

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