石油市況=続落、ドバイ原油の現物安や円高進展で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/06   80,000     ±0  2025/06   80,000     ±0  2025/04   66,220   -840
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 1月限 68.82 ドル +0.05
ブレント原油   夜間取引 期近  1月限 72.84 ドル +0.03
ドル・円相場 15:15 現在   152.25 円  前営業日比  1.62 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が続落。1ドル=152円台後半まで円高が進展するなか、前日
の海外原油先物も期近から小幅安で引けたことに圧迫された。この日のアジアの時間帯
の海外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合いで推移している。またこの日のドバイ原
油の現物も朝安後は弱もち合いで推移している。
 原油は3ケタ安の後半で引ける限月が多かった。ガソリン、灯油は約定せず値動きな
し。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が1460円安〜変わらず。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2511枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油4月限は国内夜間取引で乱高下もさらに底割れして6万6200円の安値】
 東京原油は続落。国内夜間取引では中盤に急伸する場面もあったが、結局はそれがこ
の日の高値となり、その後は前日の安値を下回り再び底割れした。後半に下げ止まると
日中取引にかけてやや下げ幅を縮小したものの、午後後半に再び軟化して引けはこの日
の安値圏に近かった。
 原油の6番限である4月限は、国内夜間取引の中盤の急伸で6万8100円の高値を
付けたものの、その後は急落してこの日の安値となる6万6200円まで3000近く
崩れた。その後は日中取引の大引けまで6万6000円台前半を中心に推移して、引け
はこの日の安値圏に近かった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅高】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は小幅高。1月限は午後3時45分現在、前
日比0.05ドル高の68.82ドル辺りで推移。
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