ゴム市況=続伸、上海高や産地高と好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                 RSS3                     TSR20
   2024/12      2025/04      2025/11       2024/12         2025/11
 374.6   0.0   368.0  + 1.1  368.0  + 3.0    295.0  - 2.0    297.0  - 2.0
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    上海ゴム  1月限   17,890   + 205元 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は続伸。寄り付きでは、上海夜間安や1ドル=152円台後半の円高
を嫌気して軟化した。だが、中盤に入ると、前日の強地合いが顔をのぞかせ、買いが先
行した。その後、産地高や日中取引の上海ゴム買いが急伸したことから、堅調地合いと
なった。TSR20は、出来ず。
 大引けのRSS3号は、前営業日比変わらず〜3.4円高、活発限月の4月限は同
1.1円高の368.0円、期先25年11月限は同3.0円高の368.0円、総出
来高は498枚。TSR20は全限が同2.0円安。

【タイオファーは83バーツ台に上昇】
 JPXゴムRSS3号は、水準を引き上げている。11月27日の日のタイ南部の天
然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、前営業日比0.69バーツ上
昇の83.08バーツが提示されている。83バーツ台は10月30日以来の高水準と
なる。
 ファンダメンタルズに大きな変化はみられない。ただ、タイオファーは、80バーツ
前後が支持となっている。現状、積極的に買われるほどの材料は見当たらない。ただ、
産地相場の戻りが続くようなら、JPXゴムRSS3号の活発限月の4月限は、節目の
370円を試すことになる。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は5月限のみの約定し、1.4セント高。TSR2
0は買いが優勢となり、同0.4セント安〜2.0セント高で推移している。

 上海ゴムは、総じて小高い。夜間取引では売りが優勢となり、中心限月の5月限は、
夜間取引を前営業日比55元安の1万7630元で終えた。日中取引に入ると、序盤は
マイナスサイドでの取引となったが、中盤になると、売りが先行し、一時前日終値付近
まで下落した。だが、中盤に入ると、プラスサイドに浮上し、上げ幅を拡大させた。

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