●今夜のシナリオ原油、需給緩和の売りの有無=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは68ドル台後半で小幅高になっている。石油輸出国機構(OPEC)
プラスは閣僚級会合の開催を1日から5日まで延期したが、マーケットインパクトは限
定されている。中東地政学リスクの軽減で需給緩和見通しを織り込むと、下値模索の展
開になる。70ドル割れ定着から年初来安値が意識される。一方、OPECプラスが更
に減産縮小を先送りする可能性が高いことが重視されると、押し目買い優勢の展開にな
る。新規売買材料が乏しいだけに、ドルの動向などにも注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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