前週のトウモロコシ相場はほぼ横ばいだった。小麦主導の買い圧力が一服したが、大 きく値を崩すには至らなかった。週を通じて積極的な売買は行われていない。南米の良 好な気象環境はネガティブだが、ドル安はポジティブ。大豆も動意を欠いた。南米好天 などで急落していたが、価格低下が需要を刺激する動きも見られ、明確な方向性を打ち 出せていない。大豆に関しては改めて輸出が勢いを増したこともポジティブ。 今週は戻り売り優勢の地合を想定したい。穀物相場全体が新規売買材料を欠くが、マ クロ需給要因で上値を圧迫されよう。米国は収穫作業が終わり、大量の在庫を抱えた状 態にある。一方、南米では適度な降雨が得られており、天候リスクを織り込む必要性が 乏しい。ドルや原油相場の動向にも注意が必要だが、何か突発的な「買い材料が浮上し たいのであれば、戻り売り優勢の展開になろう。 予想レンジは、トウモロコシが420〜440セント、大豆が975〜1000セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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