●週間見通しゴム、値動き激しいがトレンド出ず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は355〜380円水準でやや底固い展開になった。上海ゴム相場が底固く推移
したことが、JPXゴム相場も下支えした。特段の新規売買材料は見当たらなかった
が、米中対立激化のリスク織り込みなどが一服し、上海ゴム相場は押し目買い優勢の展
開になった。産地相場もそれと連動して底固い展開になっている。しかし、為替が大き
く円高に振れたことで、円建てゴム相場は戻りを売り込む動きも強く、結果的に明確な
方向性を打ち出せていない。
 今週もトレンドが定まりづらい。上海ゴム相場は短期投機筋主導の不安定な地合にな
っており、瞬間的な急伸・急落が繰り返されやすい。月初とあって米中指標には注意が
必要だが、必ずしも景気動向などは重視されていない。他の一次産品相場と同様に、ト
ランプ米新政権の政策見極めムードが優勢になろう。供給サイドにも目立った動きは想
定されていない。為替が円高傾向を維持するとやや上値が重くなりやすいが、ドル円相
場の値動きも鈍化すると更に売買材料を欠くことになる。チャートは380円水準での
抵抗が目立ち、同水準での攻防が焦点になる。
 予想レンジは350〜380円。
(マーケットエッジ・小菅 努)


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