前週は355〜380円水準でやや底固い展開になった。上海ゴム相場が底固く推移 したことが、JPXゴム相場も下支えした。特段の新規売買材料は見当たらなかった が、米中対立激化のリスク織り込みなどが一服し、上海ゴム相場は押し目買い優勢の展 開になった。産地相場もそれと連動して底固い展開になっている。しかし、為替が大き く円高に振れたことで、円建てゴム相場は戻りを売り込む動きも強く、結果的に明確な 方向性を打ち出せていない。 今週もトレンドが定まりづらい。上海ゴム相場は短期投機筋主導の不安定な地合にな っており、瞬間的な急伸・急落が繰り返されやすい。月初とあって米中指標には注意が 必要だが、必ずしも景気動向などは重視されていない。他の一次産品相場と同様に、ト ランプ米新政権の政策見極めムードが優勢になろう。供給サイドにも目立った動きは想 定されていない。為替が円高傾向を維持するとやや上値が重くなりやすいが、ドル円相 場の値動きも鈍化すると更に売買材料を欠くことになる。チャートは380円水準での 抵抗が目立ち、同水準での攻防が焦点になる。 予想レンジは350〜380円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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