前週は2720ドル台前半から2600ドル水準まで急反落した後、2680ドル台 まで切り返す荒れた相場展開になった。トランプ米次期政権での財務長官人事が伝わる と、トランプ・トレードに一服感が見られ、金相場は利食い売り優勢の展開になった。 高インフレや高債務に対する警戒感の緩和が、調整売りを誘っている。一方で、米金利 低下・ドル安が進んだことで押し目買いを入れる動きも見られ、結果的に極端な高ボラ ティリティ環境ながらもトレンドが定まらなかった。 今週も不規則な値動きが続こう。米金利上昇・ドル高圧力が一服していることが重視 されると、このまま押し目買い優勢の展開が続く。月初の経済指標を見ながらの展開に なるが、特に11月雇用統計が利下げの必要性を否定しない場合には、2700ドル台 に向けて底固い展開が想定される。また、トランプ米次期政権のリスク織り込みが再開 された場合にも強含みの展開になる。ただし、トランプ政権の開始を待ちたいとのムー ドになると改めて調整売りが膨らむリスクがある。 予想レンジは2600〜2730ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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