●短期見通し金、値固めを優先する地合＝マーケットエッジ

　米大統領選後は乱高下が繰り返されている。米財政、インフレ懸念の織り込み一服で
調整売りが膨らむも、その影響で米金利上昇・ドル高が一服していることはポジティ
ブ。強弱材料交錯で決め手を欠く。地政学リスク、トランプ次期政権がもたらすリス
ク、安値での現物需要の強さなどから上昇基調は維持されるが、短期目線だとここ最近
の乱高下が繰り返されやすい。まずは１００日移動平均線２５９１ドル水準での値固め
が優先されよう。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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