−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/12 425.00 428.00 422.75 423.25 - 1.25 2025/03 433.00 436.00 431.00 432.25 - 0.25 2025/05 439.50 442.00 436.50 438.00 - 1.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 251,748 267,501 1,522,687 (+ 3,819) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月8日−12月12日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 (2日付。3日付は日本時間午前6時現在、未発表。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね小幅反落。 堅調な小麦の足取りに追随しプラスサイドまで値を伸ばす場面も見られたものの、師 走相場を迎えて玉整理基調が強まるなか、転売に値を落とした。南米諸国での良好な生 育環境も引き続き重石となった。 3月限は433セントで取引を開始した後、欧州の時間帯を終えるまで概ね433. 25〜434.50セントの限られたレンジ内での高下にとどまった。シカゴの時間帯 に値を切り上げて436セントの高値に達したところで崩れて一時は431セントの安 値まで下落し反落に転じた。安値からの戻りも浅くマイナスサイドのまま終了。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。 4日にかけて北部を中心に散発的な降雨が発生する見込み。5日は概ね降雨は発生し ないが、6〜7日は散発的な降雨となるだろう。一方の気温は4日まで平年以下〜 平年並が見込まれ、5〜6日は平年並〜平年を上回るだろう。7日は平年並のもよう。 ブラジル南部では11月下旬の雨で土壌水分が回復。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並。 今週は6日まで散発的な降雨となり、7日は局地的な降雨が見込まれる。この間の気 温は平年並になるだろう。 ブラジル中部では雨が降り続いており、引き続きコーン・大豆の発芽および生育に 適した環境となっている。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年以下〜平年並。 今後は4日まで降雨は発生しないものの、5〜6日は散発的な降雨となるだろう。 一方の気温は6日まで平年以下〜平年並が見込まれる。 アルゼンチン北部のコーン・大豆生育環境は引き続き良好となっている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年以下〜平年並だった。 今後は4日まで概ね降雨は発生しないが、5〜6日には散発的な降雨が見込まれる。 一方の気温は6日まで平年以下にとどまる見通し。 アルゼンチン南部では概ね良好な生育環境にあるが、一部地域で土壌水分の乾燥が 見られている。 シカゴ小麦は総じて小幅高。 ロシアが25年2月から6月にかけて輸出割当を大幅に引き下げ、前年同期比60% 減の1100万トンとするとの報が伝えられ、一時、3月限は10セント近い上昇とな ったが、上げ幅を削り、かろうじてプラスサイドを維持した。 3月限は前日比0.25セント高の547.50セントで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部では降雨が続き生育環境は良好。 ・ブラジル中部では今週いっぱい、降雨が続く。 ・アルゼンチン産地では北部では適時の降雨に恵まれ、コーン・大豆の生育環境は 良好を維持。 ・アルゼンチン産地南部では一部地域で土壌水分の乾燥が見られる。 MINKABU PRESS
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