前週は2640〜2680ドル水準でやや上値の重い展開になった。積極的な売買材 料を欠いたが、持ち高調整の動きが上値を圧迫した。米金利・ドルはやや上値の重い展 開になったが、こうした金融市場環境を手掛りに買い進む動きは見送られた。逆に積極 的に売り込むような材料も見当たらなかったが、やや調整売りが優勢だった。金上場投 資信託(ETF)も若干売られている。 今週も明確な方向性を打ち出しづらい。売買テーマが定まらず、強弱材料交錯の中で 決め手を欠く見通し。17〜18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)のイベントリ スクも抱えており、大きく仕掛けづらい。金ETF売却が続くと若干の下振れリスクを抱 えるが、明確なトレンド形成には発展しづらい。12月11日に11月消費者物価指数 が発表されることがイベントリスクになるが、サプライズがなければ緩やかな利下げ見 通しを追認し、金相場に対する影響は限定される見通し。値幅は大きめになるも、方向 性は出ない見通し。 予想レンジは2600〜2690ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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