【場況】 金が反発。円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服に上値を抑えられ たが、ドル建て現物相場の押し目を買われると、地合いを引き締めた。銀は先限が下落 した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が10〜58円高、金ミニが31.0円 安〜54.0円高、ゴールドスポットが456円高、銀が1.5円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万0482枚、金ミニが6663枚、ゴール ドスポットが2383枚、銀が1枚。 【週明けの金は買い戻される】 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが下支えになった。11月の米雇用 統計によると、非農業部門雇用者数は22万7000人増となった。市場予想の20万 人増を上回ったが、失業率は4.2%に上昇した。17〜18日の米連邦公開市場委員 会(FOMC)の利下げ見通しに変わりはなかった。ただドル高に振れたことに上値を 抑えられた。 トランプ次期米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は、訪問先のフランス・パ リでマクロン大統領の提案により3者会談を行った。ロシアのウクライナ侵攻を巡って 協議した。ゼレンスキー大統領は会談後、SNSに「我々は皆、この戦争ができるだけ 早く、公正な方法で終わることを望んでいる」などと投稿した。一方、シリアの反政府 勢力は、首都ダマスカスを掌握し、アサド大統領を追放したと国営テレビで表明した。 ロシア外務省はアサド大統領が辞任すると決定し、シリアから出国したと声明で明らか にした。イスラエルは、シリアの首都ダマスカスでイランの研究者がミサイル開発を実 施していたとされる研究施設などを空爆した。週明けの金に買い戻しが入った。 中国人民銀行の11月末時点の金準備は2269トンと前月末時点の2264トンか ら増加し、7カ月ぶりの購入再開を示した。 金先限は日中取引で1万2841円まで上昇した。ドル建て現物相場の堅調が支援要 因になった。円相場は1ドル=150円前後で円安が一服した。銀先限は151.5円 に下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、米雇用統計発表後に手じま い売りが出たが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが下支えになった。アジ ア市場では、朝方の2638.45ドルから、戻りを売られたが、中国の金準備増加な どを受けて押し目を買われた。 午前11時現在、金が2646.83ドル、銀は3120セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2638.86ドル、銀が3125セント。 MINKABU PRESS
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