シカゴ大豆市況=揃って上伸、米在庫予測の引き上げなく買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値    帳入値     前日比
 2025/01      990.00     1,000.00     988.50       994.75       + 4.75
 2025/03      995.50     1,005.25     994.25     1,000.25       + 4.75
 2025/05    1,005.00     1,013.75   1,003.50     1,009.25       + 4.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高 (前々日比)
   先物        477,233        292,316         925,234   (- 9,228)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米農務省発表の米国需給報告(12月10日発表:カッコ内は前月見通し)
 2023/24年度
 作付面積: 8360万エーカー  ( 8360万エーカー)
 単収  :    50.6Bu  (    50.6Bu)
 期初在庫: 2億6400万Bu  ( 2億6400万Bu)
 生産  :41億6200万Bu  (41億6200万Bu)
 輸入      2100万Bu  (   2100万Bu)
 供給合計:44億4700万Bu  (44億4700万Bu)
 圧砕  :22億8700万Bu  (22億8700万Bu)
 輸出  :16億9500万Bu  (16億9500万Bu)
 需要合計:41億0500万Bu  (41億0500万Bu)
 期末在庫: 3億4200万Bu  ( 3億4200万Bu)
 在庫率 :      8.3%  (      8.3%)
 2024/25年度
 作付面積: 8710万エーカー  ( 8710万エーカー)
 単収  :    51.7Bu  (    51.7Bu)
 期初在庫: 3億4200万Bu  ( 3億4200万Bu)
 生産  :44億6100万Bu  (44億6100万Bu)
 輸入      1500万Bu  (   1500万Bu)
 供給合計:48億1800万Bu  (48億1800万Bu)
 圧砕  :24億1000万Bu  (24億1000万Bu)
 輸出  :18億2500万Bu  (18億2500万Bu)
 需要合計:43億4800万Bu  (43億4800万Bu)
 期末在庫: 4億7000万Bu  ( 4億7000万Bu)
 在庫率 :     10.8%  (     10.8%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(12月16日−12月20日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は揃って上伸。前日比は3.75〜5.25セント高。
 米農務省(USDA)発表の月例需給報告は全項目が前月と同量に据え置かれたもの
の、事前に浮上していた在庫引き上げは見られなかったことで買い優勢となった。ただ
ドル高が重石となったうえ、買い進むほどのインパクトには欠けることから続伸したも
のの、1月限は11月21日以来のレンジ内での往来にとどまった。
 1月限は995.50セントで取引を開始した後は996〜998セントを中心とす
る狭いレンジでの高下が続いた。米国の時間帯を迎えると地合いを引き締めて浮上しな
がらも、1004セントを上抜くと売り直される展開が続き、プラスサイドは維持し、
終値ベースでも1000セント台を維持したが、この日の半ば付近での終了となった。
 米農務省(USDA)月例需給報告で米国の23/24年度予測、24/25年度予
測は全項目が前月と同量に据え置かれた。
 一方、24/25年度のブラジルの大豆生産量予測は前月と同量の1億6900万
Buに据え置かれたが、アルゼンチンは前月の5100万Buから5200万Buに
引き上げられた。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 降雨は発生せず。気温は平年以下にとどまった。

 12日まではほぼ降雨が発生しないが、13日は散発的な降雨になる見込み。一方の
気温は10日まで平年以下だが、11〜13日は平年並の見込み。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並。

 今週は13日まで散発的な降雨が続くだろう。この間の気温は11日までは平年並〜
平年を上回り、12〜13日は平年並になる見通し。
 ブラジル中部では雨が降り続きコーン・大豆の発芽および生育に適した状態を維持。
今週半ば以降はアルゼンチンから移動してくる低気圧の影響で降雨が見込まれている。
降雨過多または土壌水分不足などの問題が見られる地域は限られるだろう。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は概ね降雨は発生せず、気温は平年以下だった。
 今後は12日まで局地的な降雨が続くが13日は概ね降雨は発生しない見込み。気温
は13日まで平年並が予想される。
 今週前半は概ね降雨は発生していない。前週には必要とされている地域に降雨があっ
たものの、一部では乾燥が続くと見られる。気温は穏やかとなるため、土壌水分は保た
れるが、雨が必要な状態が続く見込み。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年以下だった。

 今後は12日まで局地的な降雨となり、13日は概ね降雨は発生しない見込み。気温
は13日まで平年並が予想される。
 アルゼンチン南部のコーン・大豆生育環境は引き続き良好を維持しているが、所々で
土壌水分が乾燥。現在、乾燥している地域は限られているが、局地的な降雨が続くと予
想されるため状況悪化が懸念される。
 大豆製品は、大豆粕は大豆に追随高となったが、大豆油は大豆粕とのストラドルに絡
んだ売りを受けて小安く終えた。
 大豆粕1月限は前日比2.40ドル高の292ドルで終了。
今日の材料
・ブラジル南部産地では13日に降雨。現時点では良好な生育環境を維持。
・ブラジル中部産地では雨に恵まれコーン、大豆の生育環境は良好。
・アルゼンチン産地中部は全体的に雨に恵まれている。
・アルゼンチン産地南部では一部地域での土壌水分乾燥懸念が浮上。
・米国の23/24年度需給予測は全項目が据え置き。
・24/25年度の米需給見通しは全項目が据え置き。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。