海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/ 2 2,718.4   +32.6  シカゴ大豆  2025/ 1   994.75   +4.75
NY銀     2025/ 3 3,274.7   +13.6  シカゴコーン 2025/ 3   449.00   +7.25
NYプラ    2025/ 1   949.1   - 4.9  NY原油   2025/ 1    68.59   +0.22
NYパラ    2025/ 3  981.60  -14.90  ドル・円               151.95   +0.73
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時152円台前半まで上昇
 NY外為ドル円は、一時152.10円台まで上昇。200日線移動平均線を試す上
昇となった。トランプトレードによるドル買いもは一服する中、市場は来週のFOMC
の動向を気にしている。FOMC委員は現在、金融政策に関する発言を控えるブラック
アウト期間に入っており、発言は聞こえてこない中、来週のFOMCを占ううえでは
11日発表の米消費者物価指数(CPI)と12日発表の生産者物価指数(PPI)が
最後の手掛かりになりそうだ。
 来週のFOMCでの0.25%ポイントの利下げを裏付けるか注目されるが、市場は
前回よりは若干高めの数字を予想している。これが上振れるようであれば、利下げは見
送られる可能性も浮上。しかし、可能性としては薄いとも見られているもよう。エコノ
ミストからは、「市場は年末に向けて勢いを失っているようで、参加者は何らかの新た
なきっかけを待っている。今後のインフレ指標は、比較的堅調な米雇用統計でも、さら
なる利下げ期待を裏切ることはない」と指摘も出ていた。
 短期金融市場では、追加利下げの可能性を80%超で見込んでいる。
◎NY貴金属=金が続伸、米単位労働コストの下方改定などで
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金2月限は続伸。時間外取引では、中国の金融緩和見通しなどを背景に買い戻されて
堅調となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて上げ一服となったが、押し目は買わ
れた。日中取引では、イスラエルのシリア空爆や米単位労働コストの下方改定を受けて
買い優勢となった。
 銀3月限はドル高に上値を抑えられたが、金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、貿易摩擦に対
する懸念などを受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、ドル高が圧迫要因になった
が、金堅調を受けて下げ一服となった。日中取引では、ドル高を受けて売り優勢となっ
たが、金堅調が下支えになった。
 パラジウム3月限はドル高を受けて売り優勢となったが、金堅調を受けて下げ一服と
なった。
◎LME=アルミは反発、銅・ニッケルは英仏株安やドル高警戒で下落
 アルミ3カ月物は反発。2590.50ドルと小幅高で取引を開始。2619.50
ドルまで上昇したが、前日の高値2622.50ドルが抵抗線となり、上値重く推移。
銅の軟化から11月28日以来の安値2570ドルまで下げる場面があったが、銅が下
げ幅を縮小すると戻り歩調となり、2600ドル台を回復し、堅調に引けた。
 銅3カ月物は小反落。9222ドルで小安く寄り付いた。中国株の堅調な値動きに支
援され、9245ドルまで上昇に転じたが、前日の高値9260ドルを試す上伸力はな
く、上げ幅を削った。欧州株式市場で英仏株が軟調に推移したこと、ドル高が警戒さ
れ、9164ドルまで軟化。しかし短期線の5日間移動平均線(9125ドル)を試す
下げにはならず、下値は堅く推移した。12日に11月の米消費者物価指数(CPI)
の発表を控え、買い戻しの動きもあったとみられ、下値を切り上げ、9200ドル台を
回復し、小幅安で引けた。
◎NY原油=小幅続伸、中国の原油輸入量が上振れ
 ニューヨーク原油の2025年1月限は小幅続伸。
 11月の中国の原油輸入量が前年比+14.3%増となり、前年割れから脱する堅調
な結果だったことが買い手がかり。中国の金融緩和見通しや景気回復期待もあって、需
要の上振れ観測が広がった。シリアで新政権が樹立しても、複数の武装勢力が存在する
なかでシリア情勢の安定化は難しく、中東情勢の混乱の火種となると見られていること
も引き続き相場を支えた。ただ、クリスマス前で積極性は乏しく、高値から押し戻され
て引けた。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は上伸、コーンは需給引き締まり見通しから続伸
 大豆は揃って上伸。
 米農務省(USDA)発表の月例需給報告は全項目が前月と同量に据え置かれたもの
の、事前に浮上していた在庫引き上げは見られなかったことで買い優勢となった。ただ
ドル高が重石となったうえ、買い進むほどのインパクトには欠けることから続伸したも
のの、1月限は11月21日以来のレンジ内での往来にとどまった。

 コーンは総じて続伸。
 この日、米農務省(USDA)が発表した月例需給報告で米国の24/25年度のエ
タノール生産用需要、および輸出用需要予測が引き上げられ、期末在庫率予測が引き下
げられる需給引き締まりの見通しが示されたことが買い支援要因になった。3月限は
10月3日以来となる450セント台まで急浮上する場面を見せるなど地合いの強まり
を示す足取りとなった。
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