[今夜の視点]シカゴ大豆=1月限は10ドルが強い上値抵抗となるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は直近、996セント台まで戻している。前日
は米農務省(USDA)の月例需給報告で米国の新穀年度の期末在庫見通しが据え置き
となったことが好感されたが、1月限は10ドル台乗せを維持することはできず、その
水準での上値抵抗の強さを感じさせた。今夜も10ドルの節目を巡る攻防となる可能性
があるが、ファンドが大きく売り越しているため、上値抵抗は強そうだ。

 前日のシカゴ大豆は上伸。コーンなどの穀物高が好感されるなか、注目のUSDAの
月例需給報告で、予想された米国産の新穀年度の期末在庫の上方修正がなかったことに
支援される展開となった。
 なお南米産の生産高見通しについては、ブラジル産は据え置きとなったものの、アル
ゼンチン産は100万トンに上方修正された。

 1月限は高値では10ドルちょうどまで上伸したが、高値からはかなり上げ幅を削っ
て、引けは994.75セントだった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 22:30 消費者物価指数 2024年11月(労働省)
【経済】 12/12 04:00 財政収支 2024年11月(財務省)
【工業】 12/12 00:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 23:45 政策金利発表(カナダ銀行)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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