[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、反落。きのうの海外市場では、シリア情勢に対する懸
念や米単位労働コストの下方改定を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
2694.94ドルから、買い戻されて堅調となった。午後に入ると、2703ドル台
で上げ一服となり、2676ドル台まで下落した。
 シリアで、北西部の反体制派支配地域を率いてきたムハンマド・バシル氏が暫定政権
の首相に任命された。組閣が順調に進むかどうかを確認したい。今夜は11月の米消費
者物価指数(CPI)の発表がある。事前予想は前年比2.7%上昇と前月の2.6%
上昇から伸びが加速する見通しである。インフレ高止まりに対する懸念が強まると、利
食い売りが出るとみられる。
<今夜の予定>
・米消費者物価指数 2024年11月(労働省)
・米財政収支 2024年11月(財務省)
・政策金利発表(カナダ銀行)
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