[今夜の視点]金・銀=ECB理事会や米PPIなどを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は反落。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)
の利下げ見通しを受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2717.59ド
ルから、2725ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、
2703ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。
 予想通りの米消費者物価指数(CPI)で来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)
の利下げ見通しに変わりがないことが支援要因になった。シリア情勢の不透明感も支援
要因である。今夜は欧州中央銀行(ECB)理事会や11月の米生産者物価指数(PP
I)、米新規失業保険申請件数の発表がある。
<今夜の予定>
・英鉱工業生産指数 2024年10月(国立統計局)
・理事会結果公表(ECB)
・政策金利公表(スイス国立銀行)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米生産者物価指数 2024年11月(労働省)
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