[今夜の視点]シカゴコーン=3月限は450セントを巡る攻防が続くか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。3月限は446セント台まで軟化している。前日は
戻り高値を更新する場面もあったが、3月限は結局、450セント台では上値抵抗の強
さが感じられる展開となった。今夜も450セントの節目を巡る攻防が続くのか否かが
注目されるが、週間輸出成約高の数値次第では再び上値試しの可能性もありそうだ。

 前日のシカゴコーンは総じて小幅続伸。期近2本小幅安。10日の米農務省(USD
A)の月例需給報告以降の強気の流れを継続したが、期近2本は利食い売り意欲も強く
小幅安で引けた。米エネルギー情報局(EIA)の週報のエタノール統計で、生産量が
増加して、在庫が減少していたことは支援材料。

 3月限は451.25セントまで戻り高値を更新した後に上げ幅を削り、引けは
448.25セントと小幅安で引けた。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 22:15 理事会結果公表 (ECB)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 新規失業保険申請件数 (労働省)
【経済】 22:30 生産者物価指数 2024年11月 (労働省)
【農産】 22:30 週間穀物輸出成約高 (USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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