トウモロコシは、良好な輸出環境、米農務省(USDA)の在庫見通し引き下げなど で、チャートはブレイクしている。ファンドの物色意欲が強まり、暫くはトレンドフォ ローの買いが続く可能性を想定しておく必要がある。上値抵抗は460セント、470 〜475セントとなっている。ただし、穀物相場全体が低迷しており、南米の豊作環境 にも変化はみられない。本格的な上昇トレンドの形成は求められず、短期上昇圧力との 評価に留まる。他穀物相場を押し上げていかない限り、トウモロコシ相場のみの上昇に は限界がある。 大豆は、米国では収穫作業が終わり、潤沢な供給の確保が確定した。また、南米では 作付け期が進んでいるが、総じて安定した気象環境が維持されている。新規売買材料を 欠いているが、このまま南米で天候リスクが浮上しないのであれば、上値の重い展開が 続こう。1,000セントの節目水準まで上昇したが、先高観の形成は難しい。南米の 天候リスク浮上までは、950〜1000セント水準での低迷が続く見通し。輸出環境 からの支援の有無に注目したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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