プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円安一服が圧迫要因になったが、円安が再開すると、下げ一服
となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが40円安〜17円高、プラチナミニ
が43.0〜9.0円安、プラチナスポットが224円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6697枚、プラチナミニが849枚、
プラチナスポットが769枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金軟調につれ安】
 プラチナは金軟調につれ安となった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利
下げ見通しに変わりはないが、インフレ高止まりの見方から、来年の利下げは慎重にな
るとみられている。ただ中国の財政出動拡大や金融緩和方針が下支えであり、中国勢の
安値拾いの買いが入るかどうかも焦点である。
 プラチナ先限は夜間取引で4537円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=153円台半ばで円安が再開した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の925.62ドルから、手じまい売り
などが出た。
 午前11時現在、プラチナは922.37ドル、パラジウムが957.04ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが932.22ドル、パラジウムが970.33
ドル。
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