トウモロコシは、良好な輸出環境、米農務省(USDA)の在庫見通し引き下げなど で、下値は固い。一時は450セントも上抜いている。ただし、他穀物相場は低迷が続 いており、トウモロコシ相場のみの急伸は難しい。特に小麦相場との比較だと割高感が 目立つ。南米の天候不順などで穀物相場全体の値位置が切り上がらないのであれば、短 期上昇圧力に留まる見通し。 大豆は、米国では収穫作業が終わり、潤沢な供給の確保が確定した。また、南米では 作付け期が進んでいるが、総じて安定した気象環境が維持されている。9月は干ばつ傾 向が強まったが、その後は降水量が安定している。作付け終了で生育期に移行するが、 豊作期待が強い。このまま南米で天候リスクが浮上しないのであれば、上値の重い展開 が続こう。南米の天候リスク浮上までは、950〜1000セント水準での低迷が続く 見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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