海外市況サマリー(17日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/ 2 2,662.0   - 8.0  シカゴ大豆  2025/ 1   976.75   -5.25
NY銀     2025/ 3 3,092.1   -13.6  シカゴコーン 2025/ 3   443.50   -1.50
NYプラ    2025/ 1   943.5   + 1.7  NY原油   2025/ 1    70.08   -0.63
NYパラ    2025/ 3  939.20  -12.20  ドル・円               153.55   -0.66
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は153.10円台まで反落
 NY為替市場のドル円は153円台前半まで反落。11月の米小売売上高の発表をき
っかけに戻り売りが強まった。日米の金融政策を前にした持ち高調整が中心。FOMC
の結果を受けたドル高期待は広がっており、ドル円は154円台半ばまで買い戻されて
いた。しかし、FOMCに向けた調整の動きも一段落し、戻り売りが出た格好。
 市場の雰囲気に変化はない。FRBは今回のFOMCで利下げを実施したうえ、来年
の慎重な利下げを強調すると見られている。タカ派な利下げが期待されているようだ。
 今回は政策委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表され最注目となりそうだ
が、来年は2回の利下げに留めると市場は見ている。ドット・プロットがその見方を裏
付けるか注目される。また、今回の利下げで利下げを一旦止める可能性があるとの見方
も出ている。パウエルFRB議長の会見がその可能性を示唆するか注目されそうだ。
 一方、日銀は今回は利上げを見送るが、1月には利上げを実施したい意向を示唆する
のではとも見られている。一方でサプライズ利上げの可能性も若干警戒されている。日
米の政策決定を経て、ドル円は再び155−160円のゾーンにレベルシフトするとの
声も一部にはあるようだ。
◎NY貴金属=総じて下落、米FOMC前のドル高が圧迫
 ニューヨーク金は続落、銀は反落。
 金2月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入る
と、手じまい売りが出て軟調となった。日中取引では、米小売売上高が予想以上に増加
したが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、ドル安に振れる
と、下げ一服となった。
 銀3月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムが続落。
 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間
に入ると、手じまい売りが出て軟調となった。日中取引では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しを受けてドル安に振れると、買い戻し主導で上昇した。
 パラジウム3月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=全面安、中国景気不安を受けたアジア株安やNYダウ続落などで
アルミ3カ月物は続落。2566ドルで取引を開始したが、始値がこの日の高値とな
った。その後は中国の景気不安やアジア株安、銅の軟調な足取り、米株式市場でニュー
ヨークダウの続落が嫌気され、売り優勢となり、一時11月15日以来の安値となる
2526ドルまで軟化。安値を買い戻す動きは見られたものの戻りは鈍く、軟調に引け
た。
 銅3カ月物は反落。9076ドルで取引を開始。アジア時間の序盤に9083.50
ドルの高値まで浮上する場面も見られたが、その後、中国の景気不安やアジア株安を受
けて軟化に転じた。8964ドルと今月3日以来の低水準まで値を落とした後、買い戻
されたものの、米株式市場でニューヨークダウ続落や金、原油の軟調な足取りが重石と
なり低迷し、9000ドル台を回復できずに終了。
◎NY原油=続落、FOMC前の調整売りで
 ニューヨーク原油の2025年2月限は続落。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)前の調整売りに押された。11月の米小売売上高
は前月比0.7%増と堅調で、来年の利下げペースの減速が連想された。FOMCは
9月の大幅利下げを皮切りに連続して政策金利を引き下げているが、米経済が堅調であ
ることから、積極的な利下げの必要性は不透明。
◎シカゴ大豆・コーン=軒並み下落、玉整理基調が強まるなか売り優勢に
 大豆は軒並み続落。
 米公開市場委員会(FOMC)の結果や年末を控えて玉整理基調が強まるなか軟化
し、1月限は一時は970.50セントに達して一代の安値を更新。大口成約の発表も
あって下げ幅を縮小したが、反応は限られ、軟調に引けた。

 コーンは揃って下落。
 この日は玉整理基調が強くほぼ前日と同じレンジ内での高下となるなか、米農務省
(USDA)の大口成約発表に対する反応が見られながらも、米公開市場委員会(FO
MC)待ちで玉整理基調が強まるなか、金や原油など他商品安も影響し、売り優勢で終
えた。
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