ゴム午前=下落、上海ゴムの大幅安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、下落。寄り付きでは、上海夜間の大幅安となったことを嫌気し
て、大きく水準を引き下げた。中盤に入っても、日中取引の上海ゴムが軟調に推移して
いることから、売り物がちの展開が続いている。TSR20は、出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日6.5〜3.2円安。活発限月の5月
限は同4.0円安の367.0円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は19
2枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴム5月限の終値に注目】
 上海ゴムが大きく水準を引き下げている。中心限月の5月限は、12月6日の高値1
万9180元で目先天井を付けると、その後は、上値・下値を削り、今日は1万787
5元まで下落している。今日のポイントは、終値ベースで節目の1万8000元をしっ
かり割り込むかだ。
 1万8000元をしっかり割り込むと、11月18日の安値1万7360元や節目の
1万7000元を視野に入れた展開になる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、同4.3〜
3.1セント安。

 上海ゴムは大幅安。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業
日比470元安の1万7950元で推移している。

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