強弱材料交錯で不安定な地合が続いている。地政学リスクで2700ドル台中盤まで 上昇した後は、米金利上昇・ドル高で一時2600ドルを割り込んでいる。米連邦公開 市場委員会(FOMC)では予想以上に利下げに慎重姿勢が示され、米金融政策要因で 大きく買い進むことが難しくなっている。ただし、地政学リスクへのヘッジ、中央銀行 の金需要、価格低下でアジア現物需要への期待感は強い。米金融政策要因以外の強気フ レームは維持されている。特に値下がりでアジア現物需要は強めになっている。100 日移動平均線2624ドル水準、11月安値2550ドル水準を下値目途に改めて値固 めを打診する見通し。底固さを再確認できれば、2700ドル台回復も見えてくる。金 上場投資信託(ETF)残高の動向には要注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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