[今夜の視点]金・銀=米つなぎ予算案の協議を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、利下げペース鈍化見通
しやドル高を受けて戻りを売られた。アジア市場では、朝方の2594.59ドルか
ら、2589ドル台まで下落したのち、買い戻されて下げ一服となり、2602ドル台
まで戻した。午後に入ると、戻りを売られて上げ一服となった。
 主要中銀の利下げペース鈍化見通しやドル高が圧迫要因になったが、加藤財務相のけ
ん制発言による円安一服をきっかけに買い戻された。今夜は11月の米個人消費支出
(PCE)価格指数の発表がある。一方、米下院は、トランプ次期米大統領が支持した
つなぎ予算案を否決した。米議会が20日深夜の期限までにつなぎ予算案を可決できる
かどうかも確認したい。
<今夜の予定>
・英小売売上高 2024年11月(国立統計局)
・米個人所得・支出 2024年11月(商務省)
・米消費者信頼感指数 2024年12月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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