プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円高一服を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しな
かった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが21〜50円高、プラチナミニが
6.0〜41.0円高、プラチナスポットが171円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5097枚、プラチナミニが714枚、
プラチナスポットが999枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米個人消費支出(PCE)価格指数
の伸びが鈍化した。一方、米製造業者による設備投資は、多くの人が予想していたよう
な選挙後の急増は見られないとみられている。1月に就任するトランプ次期米大統領が
実施する経済政策が不透明なことが背景にある。
 プラチナ先限は4672円まで上昇した。ニューヨーク高や円高一服が支援要因にな
った。円相場は1ドル=156円台半ばで円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の931.68ドルから、もみ合い
となった。
 午前11時現在、プラチナは931.20ドル、パラジウムが921.61ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが922.30ドル、パラジウムが907.32
ドル。
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