金・銀午前=金が反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場の堅調や円安が下支えになったが、円安が一服すると、戻りを売られた。銀はニュー
ヨーク高と円安を受けて買い優勢となった。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が28〜14円安、金ミニが31.0円
安〜1.0円高、ゴールドスポットが361円高、銀が2.0〜5.0円高。
 午前11時1分現在の出来高は、金が1万0100枚、金ミニが3305枚、ゴール
ドスポットが902枚、銀が4枚。
【NY金はドル高や米国債の利回り上昇が圧迫】
 金はドル高や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)
のタカ派姿勢が背景にある。11月の航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は
前月比0.7%増。機械や電気製品への需要が好調で、前月の0.1%減からプラスに
転じた。
 ロシア大統領府の外交政策顧問であるユーリ・ウシャコフ氏は、プーチン大統領とト
ランプ次期米大統領の会談開催を複数の国が申し出ていると明らかにした。国名への言
及は避けた。
 金先限は夜間取引で1万3239円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=157円台前半の円安に振れた。銀先限は152.9円に上昇し
た。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル高や米国債の利回り上
昇を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2615.42ドルから、押し
目を買われた。
 午前11時現在、金が2617.05ドル、銀は2972セントで推移。前営業日の
大引け時点は金が2632.17ドル、銀が2973セント。

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