ゴム午前=反発、上海高を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、反発。寄り付きでは、上海夜間が小高く推移したことなどから、
前日の反動高となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが買い先行となっているこ
とから、しっかりとした展開になっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時45分現在のRSS3号は前営業日1.9〜3.3円高。活発限月の5月
限は同3.3円高の366.7円、新甫25年12月限は出来ず、推定総出来高は24
2枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは下げ一服か】
 今日の上海ゴムは、下げ一服となっている。中心限月の5月限は、前日の取引で1万
7145元まで下落し、11月18日の安値1万7155元を下抜いた。ただ、節目の
1万7000元割れには至らなかった。今日は、やや買いが優勢となっており、11月
18日と12月23日でダブルボトムとなる可能性が出てきた。
 5月限は12月6日に1万8870元まで上昇後、同日を含め、昨日までの12営業
日で陽線が3本しかない。特に13日以降は一方的な下落場面となっていた。自律反発
となら、節目の1万8000元前後までの戻りがありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は総じて小高く推移し、同0.
1セント安〜0.9セント高で推移している。

 上海ゴムは反発。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比30元高の1万7510元で推移している。

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