ゴム市況=総じて下落、上海ゴムの下落を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
               RSS3                      TSR20
   2025/01     2025/05       2025/12       2025/01          2025/12
 381.2 + 1.4  368.7  - 1.3   365.0   0.0    307.0  + 5.0     309.0  + 5.0
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    上海ゴム  5月限   17,525   - 155元 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は総じて下落。寄り付きでは、上海夜間が軟化したことを受けて、地
合いを緩める限月が目立った。中盤以降は、日中取引の上海ゴムがジリ安調で推移した
ことから、下げ幅を拡大させる限月が目立った。ただ、引けにかけては、小口の買いか
ら下げ幅を縮小させた。TSR20は、出来ず。
 大引けのRSS3号は、前営業日比2.2円安〜1.4円高。活発限月の5月限は同
1.3円安の368.7円、期先25年12月限は同変わらずの365.0円となって
いる。総出来高は173枚。TSR20は全限が同5.0円高。

【5月限はレンジ形成か】
 今日のJPXゴムRSS3号は、総じて下落となった。活発限月の5月限は、一時3
70円台を回復するも、すぐに売り叩かれた。5月限の値動きをみると、18日以降、
おおむね360〜370円前後でのレンジ相場となっている。
 23日にそれまで支持となっていた365円を終値ベースで下抜いたことで、売り圧
力が強まるとみられたが、いまのところ、360円付近が支持になっている。ただ、上
海ゴムの中心限月の5月限のチャートが再度下値を試す様相を呈している。上海ゴムが
軟化となれば、JPXゴムRSS3号も下攻めする可能性がある。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、小高く推移し、前営業日
比0.1〜1.5セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて反落。中心限月の5月限は、夜間取引では売りがやや優勢となり、
前営業日比15元安の1万7665元で取引を終えた。日中取引に入ると、徐々に売り
圧力が強まり、一時1万7520元まで下落する場面があった。

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