トウモロコシは、良好な輸出環境、米農務省(USDA)の在庫見通し引き下げで、 下値は堅い。特に大口輸出成約報告が続いている間は、大きく値を崩すことはない。 450セント突破で、上値抵抗は460セント、470セントと切り上がる。一方で、 小麦や大豆相場の価格水準は低迷しており、トウモロコシ相場のみが大きく上昇してい くことには限界がある。他穀物相場も押し上げることができるかが、トウモロコシ相場 の上昇エネルギーを決定づける。 大豆は、米国では収穫作業が終わり、潤沢な供給の確保が確定した。また、南米では 作付け期が終了しているが、総じて安定した気象環境が維持されている。南米の天候が クローズアップされているが、このまま豊作環境が続くと上値の重い展開が続く。アル ゼンチンで乾燥傾向がやや強くなっていることには要注意。900セント台後半にレン ジが切り下がっているが、950セントを完全に割り込むと、チャート主導で一気に 900セントを試す可能性もある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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