ゴム市況=軒並み高、上海ゴムの上昇を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
               RSS3                      TSR20
   2025/01     2025/06       2025/12       2025/01          2025/12
 381.9 + 0.7  370.6  + 1.0   369.0  + 4.0   309.0  + 2.0     311.0  + 2.0
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    上海ゴム  5月限   17,665   +  45元 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は軒並み高。寄り付きでは、上海夜間が軟化したことを受けて、地合
いを緩める限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが買い優勢となったこ
とから、下げ幅を縮小し、他限月に比べ出来高の多い5、6月限はプラスサイドに振れ
た。終盤は上海ゴムがプラスサイドに振れたことから、買い優勢となった。TSR20
は、出来ず。
 大引けのRSS3号は、前営業日比0.7〜4.0円高。活発限月の6月限は同1.
0円高の370.6円、期先25年12月限は同4.0円高の369.0円となってい
る。総出来高は328枚。TSR20は全限が同2.0円高。

【6月限は方向感を欠く】
 今日のJPXゴムRSS3号は、総じて反発となった。活発限月の6月限は、上下の
ヒゲがやや長く、実体の短い陽線となった。方向感はみられない。6月限は12月18
日以降、362〜372円前後でのレンジ相場となっている。
 現状、特に目立った材料も見当たらないことから、大納会も方向感なく推移しそう
だ。ただ、年明けはウィンタリング(落葉期=減産期)や中国の春節の大型連休が意識
されることから、序盤はやや買いが優勢となる可能性がありそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、買いが先行し、前営業日
比1.3〜2.2セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて小高い。中心限月の5月限は、夜間取引では売りが先行し、前営業
日比125元安の1万7495元で取引を終えた。だが、日中取引に入ると、買いが先
行し、プラスサイド浮上している。

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