ゴム市況＝上昇、連休控え売り仕掛けが少ない中を上海ゴム一段高で堅調

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
              　ＲＳＳ３　　　　　   　        　    ＴＳＲ２０
   2025/01　　   2025/06　      2025/12      　2025/01          2025/12
　381.9　± 0.0  374.5  + 3.9   371.0  + 2.0   309.0  ±0.0     313.0  + 2.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,870　　　+ 270元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて上昇。寄り付きは、上海ゴム夜間取引が上昇したことを受け
て、地合いを引き締める限月が目立った。中盤に入ると、上海ゴムが地合いを引き締め
たことから閑散に売りなし状態のなか、しっかり。期中６月限は正午前に１．２円高で
推移。円の先安感や、明日から６連休となるため、売り仕掛けの動きは少なく、午後の
上海ゴムが一段高を受け３．９円高で堅調に引けた。
　ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は２番限以降が２円高。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず〜２．３円高。活発限月の６月限は同
３．９円高の３７４．５円、期先２５年１２月限は同２．０円高の３７１．００円とな
っている。総出来高は３４７枚。ＴＳＲ２０は同変わらず〜２．０円高。

【テクニカルは強気、年末年始の上海市場を注視】
　期中６月限は引けで３７４．５円まで上昇し、今月１７日の高値３７４．６円にほぼ
顔合わせした。今日の高値で引けた。３７０円水準で推移する５、２５日移動平均線は
ともに上向きでテクニカル要因は強気。ファンダメンタルズからは、年末年始の上海ゴ
ム、上海総合指数（株式）の動きを注視したい。売買エネルギー不足が否めず、方向性
を示すには年明けから出来高の回復と取組高の増加が必要だ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は期近６月限のみの約定で０．９セント高。ＴＳＲ
２０は、期先１２月限が０．９セント安以外は買いが先行し、前営業日比０．９〜
２．１セント高で推移している。
　上海ゴムは総じて上昇。中心限月の５月限は、７５元高の１万７６７５元で夜間取引
を終了。日中取引に入ると、上げ幅を拡大し、午前中、１００元超の上昇となった。午
後になり、一段高となり、２７０元超の上昇で推移。

MINKABU PRESSS

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