貴金属は、総じて上昇して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受け て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上 昇を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.85ドル高の 2635.73ドル、銀が37セント高の2993セント、プラチナが1.56ドル高 の934.00ドル、パラジウムは8.85ドル高の922.11ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.70/72円で、前営業日の 大引け時点から0.04円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万3440円前後、銀は154.5円前後、プラチナ は4710円前後、パラジウムは4600円前後。 【NY金は次期米大統領の関税政策で高下】 金はきのうの海外市場では、欧州時間のドル安が支援要因になったが、ニューヨーク 時間は米国債の利回り上昇を受けて戻りを売られた。 金は米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。米紙ワシントン・ポスト(WP)は、 トランプ次期米大統領の側近が、国家安全保障や経済安全保障にとり重要な特定の分野 の輸入品にのみ関税を課すことを検討している、と報じた。欧州時間にドル安に振れた が、次期米大統領が「これはフェイクニュースの新たな一例にすぎない」とこの報道を 否定すると、米国債の利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のクック理事 は、経済が堅調でインフレが従来予想よりも堅調なことから、FRBは追加利下げに慎 重になる可能性があると述べた。 ブリンケン米国務長官は、イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦合意について、バ イデン大統領の退任までに達成したいとの考えを示した。 銀はきのうの海外市場では、欧州時間のドル安が支援要因になったが、米国債の利回 り上昇を受けて上げ一服となった。 【NYプラチナは次期米大統領の関税政策が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇や金反落を受けて戻りを売ら れた。 プラチナは米国債の利回り上昇や金反落が圧迫要因になった。トランプ次期米大統領 が米紙ワシントン・ポスト(WP)の関税に関する報道を否定し、米国債の利回りが上 昇した。一方、中国の習近平国家主席は「汚職が中国共産党にとって最大の脅威だ」と 述べ、中国社会の多くの層に根付く長年にわたる問題に党として断固として取り組むと 警告した。 <今日の予定> ・ユーロ圏消費者物価指数 2024年12月速報(EUROSTAT) ・ユーロ圏雇用統計 2024年11月(EUROSTAT) ・米貿易収支 2024年11月(商務省) ・米非製造業景況指数 2024年12月(ISM) MINKABU PRESS 東海林勇行
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