【場況】 金が続伸。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安を 受けて上値を伸ばした。銀はニューヨーク高と円安を受けて4月限が上昇した。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が63〜84円高、金ミニが32.5〜 88.0円高、ゴールドスポットが436円高、銀が2.9円高。 午前11時3分現在の出来高は、金が1万7536枚、金ミニが7569枚、ゴール ドスポットが2513枚、銀が1枚。 【NY金は次期米大統領の関税政策で高下】 金は米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。米紙ワシントン・ポスト(WP)は、 トランプ次期米大統領の側近が、国家安全保障や経済安全保障にとり重要な特定の分野 の輸入品にのみ関税を課すことを検討している、と報じた。欧州時間にドル安に振れた が、次期米大統領が「これはフェイクニュースの新たな一例にすぎない」とこの報道を 否定すると、米国債の利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のクック理事 は、経済が堅調でインフレが従来予想よりも堅調なことから、FRBは追加利下げに慎 重になる可能性があると述べた。 ブリンケン米国務長官は、イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦合意について、バ イデン大統領の退任までに達成したいとの考えを示した。 金先限は1万3513円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇と円安が支援要因に なった。円相場は1ドル=158円台前半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、欧州時間のドル安が支援要 因になったが、ニューヨーク時間は米国債の利回り上昇を受けて戻りを売られた。アジ ア市場では、朝方の2634.99ドルから、押し目を買われた。 午前11時現在、金が2639.77ドル、銀は3005セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2631.88ドル、銀が2956セント。 MINKABU PRESS
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