●短期見通し原油、短期需給の混乱警戒が続く＝マーケットエッジ

　年末年始で安値修正が進んでいる。足元では北半球の寒波、米国の対ロシア追加制裁
の動きが原油高に直結している。米在庫水準が低く、短期の供給障害には脆弱な地合に
なっている。期近限月にプレミアムが加算されており、８０ドルを巡る攻防になる。寒
波が終息するまでは、上振れリスクを残そう。一方で、マクロ需給環境の緩和見通しに
変化はなく、低迷相場における短期調整高局面との評価に留まる。特に寒波が一服する
と高値を維持することは難しくなる。安値低迷局面における、短期上昇圧力との評価に
なる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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