石油市況=原油は総じて続落、円高や海外原油安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/07   87,000     ±0  2025/07   88,000     ±0  2025/06   72,680   -100
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 3月限 76.64 ドル -0.75
ブレント原油   夜間取引 期近 3月限 79.91 ドル -0.24
ドル・円相場 15:45 現在   155.47 円  前営業日比  0.70 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は総じて続落。為替が円高に振れるなか、前日の海外原油先物はブレン
ト原油が続落して、帳入値は出ていないがニューヨーク原油も下落したことに圧迫され
た。ただこの日のアジアの時間帯の夜間取引では安値から戻している。
 為替は前夜のトランプ米大統領就任で円高に振れて、この日も午前に乱高下する場面
があったが、結局午後には1ドル=155円台半ばで推移している。
 この日のドバイ原油の現物は朝安後にやや戻している。
 原油は期近の主要限月中心に3ケタ安で引けたが、商いの薄い期先限月は名目値でプ
ラス引けした。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が640円安〜850円高。中京ガソリンは変わらず〜1000円
高、灯油も変わらず〜2000円高。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2899枚。中京
ガソリンが1枚、中京灯油が12枚。

【原油6月限は下落後は7万3000円が上値抵抗に】
 東京原油は総じて続落。国内夜間取引の前半は戻す展開となったが、中盤にこの日の
高値を付けた後は反落して、後半からこの日の日中取引にかけて上値の重い展開が続い
た。
 原油6番限である6月限は国内夜間取引の中盤に7万3550円の高値を付けた後、
7万2000円台前半まで下落。その後戻す場面もあったが、7万3000円が上値抵
抗となった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。3月限は午後3時45分現在、前日
比0.75ドル安の76.64ドル辺りで推移。

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