ゴム午前=総じて堅調、上海ゴムは下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、薄商い
の中、買い優勢で推移する限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ
幅を縮小したことを受けて、地合いを引き締めている。TSR20は、出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日0.7円安〜8.5円高。活発限月の
6月限は同0.2円高の382.3円、期先25年12月限は出来ず、推定出来高は2
29枚(前日夜間取引含む)。

【6月限は小幅高】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて堅調に推移している。活発限月の6月限
は、小高く推移しているが、午前11時42分時点で出来高が157枚と商いは盛り上
がりを欠いている。トランプ米大統領の政策が見極めや中学が春節の大型連休に入るた
め、様子見気分が強まっているようだ。
 なお、期近1月限は390.0円まで急伸しており、6月限とのサヤは7.7円の逆
ザヤとなっている。今日の一日の値動きだけでは、今後も逆ザヤが続くかの判断は難し
い。ただ、産地はウィンタリング(落葉期=減産期)を迎えることから、春に向けて需
給がタイトになる可能性はありそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが優勢となり、前営業
日比1.6〜0.1セント安で推移している。
 上海ゴムは反落。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比35元安の1万7375元で推移している。

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