［今日の視点］ゴム＝やや買い優勢、株高やＮＹ原油高を映す

　ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、水準をやや引き上げて寄り付きそうだ。

　上海ゴム夜間取引は、春節のため休場。ドル円は１ドル＝１５５．５０円前後とＪＰ
ＸゴムＲＳＳ３号の２７日の夜間取引の引けと比べ、１５銭前後の円安で推移してい
る。

　１月２８日のＮＹダウ工業株３０種平均株価は前営業日比１３６ドル高の４万４８５
０ドル、ナスダック総合株価指数は同２．０３％上昇、ＮＹ原油期近３月限は同０．６
０ドル高の７３．７７ドルとなった。

　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号の寄り付きは、上海ゴムが休場の中、米株高や原油高を
受けて、買いがやや優勢で推移するとみる。

 ゴムＲＳＳ３号の活発限月の期中６月限は、３８５．０〜３８６．０円前後で寄り付
くと予想する。今日の予想レンジは３８０．０〜３９０．０円前後としたい。期先２６
年１月限は３７４．０〜３７６．０円前後で寄り付きと予想する。

　ＴＳＲ２０の期先２６年１月限は３０７．０〜３１１．０円前後で寄り付くとみる。
本日の予想レンジは３０５．０〜３１３．０円前後と考えたい。

【１月２８日のゴム・レビュー】
　ゴムＲＳＳ３号は、反発。序盤は、株安や他商品安を嫌気して夜間取引の上げ幅を削
る展開となり、一部限月はマイナスサイドに沈んだ。だが、売り一巡後は、ドル・円が
１ドル＝１５５円台後半の円安に振れたことから買いが優勢となった。終盤になると、
薄商いの中、小口の買いから水準を引き上げた。ＴＳＲ２０は、出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず〜７．７円高。活発限月の６月限は同
７．１円高の３８５．７円、新甫２６年１月限は３７５．０円で発会した。総出来高は
５５５枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。
　夜間取引のＲＳＳ３号は、総じて小安い。前営業日比０．７円安〜１．１円高。活発
限月の６月限は同０．７円安の３８５．０円、期先１月限は出来ず、総出来高は３５
枚。ＴＳＲ２０は、出来ず。

【ゴムＲＳＳ市場の投資部門別取引状況（単位＝枚）】
　　　　　 　自 己　　委 託    法 人 　  個 人   海外投資家    証券会社
01月第２週　 -  17    +  17    -   5     - 206    +     222    +      6
01月第１週　 +  27    -  27    +  27     + 106    -     161    +      1
12月第５週　 +   5    -   5    -  15     +   3    +       7           0
12月第４週　 +  10    -  10    +  62     +  16    -      86    -      2
（注　数値はネット、+は買い越し、-は売り越し）
【ゴムＴＳＲ２０市場の投資部門別取引状況（単位＝枚）
　　　　　   自 己　　委 託    法 人 　  個 人    海外投資家    証券会社
01月第２週　　 　0        0        0         0             0           0
01月第１週　　 　0        0        0         0             0           0
12月第５週       0        0        0         0             0           0
12月第４週       0        0        0         0             0           0
（注　数値はネット、+は買い越し、-は売り越し）

＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 金融政策決定会合議事要旨公表 12月18-19日分（日本銀行）
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報（石油連盟）
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査（資源エネルギー庁）
【朔望】21:37 新月 新月
【発会】--:-- 小豆 2025年7月限（大阪取引所）
◆ 中国 ◆
【休日】--:-- 春節
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】1/30 04:00 FOMC声明文公表（FRB）
【経済】--:-- 連邦公開市場委員会（FRB）
【工業】1/30 00:30 週間石油統計（EIA）
【納会】--:-- 金 2025年1月限（COMEX）
【納会】--:-- 銀 2025年1月限（COMEX）
【納会】--:-- 銅 2025年1月限（COMEX）
【納会】--:-- プラチナ 2025年1月限（NYMEX）
【納会】--:-- パラジウム 2025年1月限（NYMEX）
【納会】--:-- 天然ガス 2025年2月限（NYMEX）

MINKABU PRESS

• ★マーケットオール（ＥＴＦ現物保有量）＝金ＥＴＦ残高は増加
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