●短期見通し原油、調整売り優勢の地合＝マーケットエッジ

　年末年始で安値修正が進んだが、上値の重さが確認されている。寒波や流通問題は残
されているが、あくまでも短期要因に留まる。需給緩和見通しに変化がないことに加え
て、トランプ米大統領が原油価格引き下げに積極姿勢を見せていることもネガティブ。
米国内の増産への警戒感も強い。トランプ大統領の意向に反して原油相場を買い進むこ
とは躊躇されている。このまま突発的な供給障害がなければ、７０ドル水準での取引に
回帰しよう。トランプ大統領が対イラン制裁などで強硬姿勢を打ち出すことには要注
意。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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