原油相場は新規売買材料を欠く中で様子見に傾斜している。2月1日にもトランプ政 権はカナダ、メキシコ、中国に対する関税発動に踏み切る可能性がある。原油市場に対 する影響としては、カナダからの原油調達コストが増大する。また、メキシコとの間で は原油を輸入、精製した石油製品を輸出という取引を行っているが、一気にコスト高環 境に陥る。また原油需給以外でも、関税発動によるリスクオフやドル高圧力が発生する と、原油相場にはネガティブになる。このように多方面に影響が生じる可能性があり, 原油相場への影響もよみづらい。カナダ産の供給不安で買い進むか、通商リスク織り込 みで売り込むのかが問われるが、ややリスクオフからの値下がりを警戒する向きの方が 多い模様だ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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