プラチナ午前=プラチナは続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて上値を伸ば
した。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが48〜71円高、プラチナミニが
16.0〜71.0円高、プラチナスポットが136円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが1万0856枚、プラチナミニが854
枚、プラチナスポットが2310枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。予想以下の米国内総生産(GDP)
を受けてドル安に振れたが、トランプ米大統領がメキシコとカナダに関税を課す方針を
示すと、ドル高に転じた。欧州中央銀行(ECB)の利下げも支援要因だが、高値での
買いが続くかどうかを確認したい。
 プラチナ先限は10日以来の高値4813円を付けた。ニューヨーク高が支援要因に
なった。円相場は1ドル=154円前半で円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の966.97ドルから、ドル安や押し
目買いを受けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは970.73ドル、パラジウムが985.28ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが956.35ドル、パラジウムが967.14
ドル。
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