前週はアルゼンチン天候リスクで急伸した後、通商リスクで反落する展開になった。 アルゼンチンの干ばつ懸念が強く、上値追いの展開になった。トウモロコシ相場は 500セントの節目に迫る展開になった。需給引き締まりの織り込みが優勢だった。し かし、1月30日と31日の取引では通商リスクを織り込む動きが優勢になり、反落し た。トランプ米政権が2月1日にカナダ、メキシコ、中国に対する関税を発動する可能 性が織り込まれた。 今週は調整安のリスクを抱える。トランプ政権の通商政策は読みづらいが、関税政策 が本格化すると、これまでの急伸相場の反動から調整売りが広がりやすい。通商リスク を高め続け、それに中国の報復といった動きがみられると、上値の重さが意識されやす くなる。アルゼンチン産の供給不安は強く、通商リスクの消化が進むと押し目買いが膨 らみやすいが、2月初めは通商リスクの消化が優先される。どの程度のリスクを織り込 むべきなのか、まだ情報が乏しい。ここで大規模な値下がりが必要なのか、調整安に留 まるのかの判断材料を集める時期になる。 予想レンジは、トウモロコシが465〜490セント、大豆が1000〜1060セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。