●週間見通しゴム、通商リスク見極めで上げ一服か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は390円水準まで値上がりする展開になった。上海ゴム相場は春節の連休に入
り、薄商いの持ち高調整が中心だった。しかし、短期筋の物色意欲が強まり、じり高の
展開になった。特に目立った売買材料は見当たらなかったが、産地相場が底固さを見せ
たこともあり、最近の取引レンジを上抜けしている。トランプ米大統領の通商政策が強
く警戒されるも、ゴム相場は通商リスクの織り込みを見送った。
 今週は調整売りが広がるリスクを抱える。トランプ米政権は対中関税に踏み切る方針
を示している。2月4日までは春節の連休が続くが、連休明け後の上海ゴム相場の下振
れリスクが警戒される。通商環境はどのような動きを見せるのか予想が難しいが、特に
中国が報復の動きをみせて貿易戦争が意識されると、上げ一服後の調整売りが広がりや
すくなる。産地相場の底固さからは大きく値を崩すリスクは低いが、改めて400円を
試すのであれば、通商リスクの影響は限定的との評価確立が求められる。
 予想レンジは380〜398円。

(マーケットエッジ・小菅 努)


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