前週は390円水準まで値上がりする展開になった。上海ゴム相場は春節の連休に入 り、薄商いの持ち高調整が中心だった。しかし、短期筋の物色意欲が強まり、じり高の 展開になった。特に目立った売買材料は見当たらなかったが、産地相場が底固さを見せ たこともあり、最近の取引レンジを上抜けしている。トランプ米大統領の通商政策が強 く警戒されるも、ゴム相場は通商リスクの織り込みを見送った。 今週は調整売りが広がるリスクを抱える。トランプ米政権は対中関税に踏み切る方針 を示している。2月4日までは春節の連休が続くが、連休明け後の上海ゴム相場の下振 れリスクが警戒される。通商環境はどのような動きを見せるのか予想が難しいが、特に 中国が報復の動きをみせて貿易戦争が意識されると、上げ一服後の調整売りが広がりや すくなる。産地相場の底固さからは大きく値を崩すリスクは低いが、改めて400円を 試すのであれば、通商リスクの影響は限定的との評価確立が求められる。 予想レンジは380〜398円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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