トウモロコシは、 アルゼンチンの乾燥傾向、米農務省(USDA)需給報告で在庫 見通しが予想以上に大きく引き下げられたことを背景に、大きく値位置を切り上げてい る。500セント台へのレンジ切り上げが打診される。ただし、トランプ政権の通商政 策が暴走を見せ始めている。各国と貿易紛争を引き起こすと、米国産トウモロコシの取 り扱いが減る可能性には注意が必要。2月初めは通商問題をどのように消化するのか、 様子見も選択肢になる。 大豆は、アルゼンチンの天候リスクで上昇傾向にあるが、ボックス相場が踏襲されて いる。トウモロコシとの連動で底固い展開が続きやすいが、著しい需給ひっ迫警戒感は なく、横ばいからじり高の展開が想定される。アルゼンチンの乾燥状態が維持される と、昨年9月の1070セントが打診される。通商問題には注意が必要だが、大豆に関 しては大豆輸出の減少リスク、大豆油の需要拡大リスクと強弱双方の影響が想定され る。通商環境はまだ先行き不透明感が強く、評価が定まるまで乱高下する可能性も想定 したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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